父が経験した老人ホーム実話

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私の父は老人ホームを3回替えました。

3回目の老人ホームで、やっと納得して暮らしています。

1回目

最初は父自ら探した老人ホームです。

 

入居して半年ぐらい経過してから、父は「この老人ホームには居られない」と言うのです。
その事情を聞くと、次のようになります。

 

囲碁が好きだった父は、ホームの人達と時折囲碁を楽しんでいました。

ところが、必ず「待った、やり直し」をする人が居ると言うのです。

 

それを何回も「止めてくれ!囲碁の楽しさがなくなる」と言っても止めない人が居て、面白くないと言うのです。

 

それと、小便の近い父はホームの人から「おしめをするように」と勧められたと言うのです。

自分は出来る限り、普通の人間で居たい。

 

それなのに「おしめをして下さい」とか「トイレが汚れている」とか、自分の恥部を平気で責めるホームの係員の態度が気に食わないと言うのです。

 

ホームの係の人に、父の言い分を伝えて改善をお願いしたのですけれど、改善されずそのクラブを出ることにしたのです。

2回目

その次は、自分が探しました。

 

これまでの父の経験と気持ちをホームの人に伝えて、その話を聞いたホームの方針を確認して父は入居する決断をしました。
ここでも半年くらいで、父は出ると言いだしました。

 

今度の理由は次のような理由です。

 

廊下を歩く父の姿を見て、他の入居者は父のまねをすると言うのです。

父はかなり足と目が弱って来ていたものですから、両手を広げて障害物を検知するような姿勢で歩くのです。

 

しかも足元が良く見えずに、そろりそろり歩くものですから、それは案山子のようで、それをまねするのです。

父はまねをされて、怒ったのです。

 

人を茶化すな!」と怒ったそうです。

それでも止めないのです。

 

それと、ちょっとした恐怖症に陥っているようなところがあって、廊下で勢いよくすれ違う時は非常に恐怖を感じていたそうです。

しかしホームの係員は何度お願いしても、父と行き違う時に小走りするように行き違うのだそうです。

 

一度気にしたら、止まらない父です。

そこも出ることにしました。

3回目

3回目は、これまでの経験で父はどれくらいの入居予算を考えているのか?

父のこれまでのホームでの過ごし方の希望も分かってきたので、それを条件に随分と探しました。

 

やっと現在の所で父は納得出来ました。

 

この経験から言える事は入居費用の他に、入居者との相性、それと係員が入居者同士の相性まで気配りしてくれるとか、高齢になって動作がおかしくなっても優しく接してくれる老人ホームを探すべきと考える次第です。

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最終更新日: 2018年05月20日

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